カクメイト Calling
導入マニュアル
このページでは、カクメイト Calling をはじめてご利用いただくための手順をご案内します。所要時間は約30分です。最初から順番にお進みください。
目次
始める前に(必要なもの)
事前にご用意いただくものをご確認ください。すべて揃っていれば、あとは画面の指示通りに進めるだけで完了します。
必要な環境・端末
- Googleアカウント(Google Workspace でも個人アカウントでも可)
- Google Chromeブラウザ(最新版を推奨します)
- PC:Windows 10/11 または macOS 12 以降
- スマートフォン:Android(OS 11 以降)または iPhone(iOS 14 以降)
- 架電用の電話番号(070/080/090のいずれか)
- PC・スマホ間の Bluetooth 接続が可能な環境
事前にお手元にご用意いただく情報
- 架電リスト(CSV または Excel/企業名・電話番号など)
- ご利用される方のお名前(拡張機能内で表示・記録に使用)
対応する端末の組み合わせ
- パターン1:Windows + Android
- パターン2:Windows + iPhone
- パターン3:Mac + iPhone
スマホとPCを連携する
PCの画面からスマホで発信できる状態にします。お使いのPCとスマホの組み合わせによって手順が異なりますので、該当するパターンの手順だけ実行してください。
パターン1:Windows + Android の場合
Windows 標準の 「スマートフォン連携」 アプリと、Android スマホ側にインストールする 「Windowsにリンク」 アプリでペアリングします。
▼ Windows側の操作
- スタートメニューの検索バーで「
スマートフォン連携」と入力し、「スマートフォン連携」 アプリを起動します(Windows 11では標準でインストール済) - 初回起動時、「Android」と「iPhone」の選択画面が表示されるので「Android」を選択
- QRコードが表示されます(次の Android 側の操作で読み取ります)
▼ Android側の操作
- Google Play ストアで「
Windowsにリンク」を検索してインストール - アプリを起動し、「QRコードでサインイン」をタップ
- Windows 側に表示されているQRコードを読み取る
- 各種権限(連絡先・通話・メッセージ・通知へのアクセス)を許可
- Bluetooth ペアリングを承認
- Windows「スマートフォン連携」アプリの上部にスマホ機種名が表示される
- 「すべてセットアップされました」または「準備完了」のメッセージが表示される
- 左メニューに「メッセージ」「通話」「通知」などの項目が並ぶ
パターン2:Windows + iPhone の場合
Windows 側のアプリは Android のときと同じ 「スマートフォン連携」、iPhone 側にインストールするアプリが 「Windowsにリンク」(iOS版)になります。
▼ Windows側の操作
- スタートメニューの検索バーで「
スマートフォン連携」と入力して起動 - 「iPhone」を選択
- QRコードが表示されます
▼ iPhone側の操作
- App Store で「
Windowsにリンク」を検索してインストール - アプリを起動し、Windows 側のQRコードを読み取る
- Bluetoothペアリングを承認
- iPhone の「設定」を開き、Bluetooth デバイスとして表示された PC の 「(i)」アイコン をタップ
- 「通知の共有」「通話の許可」「連絡先の同期」をすべて有効にする
- Windows「スマートフォン連携」アプリで iPhone 機種名(例:田中の iPhone)が表示
- 「リンク済み」または「接続中」のステータスが緑色で表示
- iPhone の Bluetooth 設定画面で、PC が「接続済み」になっている
パターン3:Mac + iPhone の場合
こちらは Apple 純正の連係(Continuity)機能を使います。アプリのインストールは不要で、設定だけで連携できます。
▼ 共通の前提
- Mac と iPhone を 同じ Apple アカウント(Apple ID) でサインイン
- 両方とも 同じ Wi-Fi ネットワーク に接続
- 両方とも Bluetooth が有効
▼ iPhone 側の設定
- 「設定」アプリを開く
- 「電話」をタップ
- 「ほかのデバイスでの通話を許可」をタップ
- スイッチをオンにする
- 表示されたデバイス一覧で、ご利用の Mac のスイッチをオンにする
▼ Mac 側の設定
- 「FaceTime」アプリを起動(Launchpad またはアプリケーションから)
- メニューバーから「FaceTime」→「設定...」を選択
- 「一般」タブを開く
- 「iPhoneから通話」のチェックボックスをオンにする
- iPhone の「ほかのデバイスでの通話を許可」がオンになっている
- Mac の FaceTime 設定で「iPhoneから通話」にチェックが入っている
- テスト:Mac の Safari で電話番号をクリックすると「FaceTime で発信しますか?」と表示される
スプレッドシートを準備する
架電結果を記録するためのスプレッドシートを作成します。すでに既存のスプシをお使いになりたい場合もご利用いただけます。
新規スプレッドシートを作成
- ブラウザで
https://sheets.newを開く(Google にログイン済みであれば、新規スプレッドシートが瞬時に作成されます) - 左上の「無題のスプレッドシート」をクリックし、わかりやすい名前に変更(例:カクメイト Calling — 架電リスト)
- ブラウザのアドレスバーの URL をコピーしてメモしておく(CHAPTER 04 で使います)
- ブラウザのタブに 「カクメイト Calling — 架電リスト」 など、変更したスプシ名が表示される
- URL は
https://docs.google.com/spreadsheets/d/...../editの形式 - シートタブは「シート1」だけがある状態(CHAPTER 04 完了後に「架電リスト」「架電履歴」「ロック」の3シートが自動作成されます)
拡張機能をインストールする
PC の Chrome ブラウザに専用の拡張機能をインストールします。
配布ファイルを受け取る
カクメイトより、メールにて拡張機能のZIPファイル(または配布リンク)をお送りいたします。受け取ったZIPをデスクトップなど、わかりやすい場所に 解凍(展開) してください。
Chrome にインストール
- Chrome を起動し、アドレスバーに
chrome://extensions/と入力して Enter - 右上にある「デベロッパーモード」のスイッチを オン にする
- 左上に表示される「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」ボタンをクリック
- ファイル選択ダイアログで、ステップ1で解凍したフォルダを選択し「フォルダーの選択」をクリック
- 拡張機能の一覧に「カクメイト Calling」が追加されればインストール完了
- 拡張機能の一覧の中に 「カクメイト Calling」 が表示されている
- カードに
バージョン 2.0.0(または 2.0.x)と書かれている - 右下のスイッチが青色(オン)になっている
- 左上にライム色の小さな四角アイコン(ロゴマーク)が表示されている
ピン留めして使いやすく(推奨)
- Chrome 右上のツールバーにある パズルピース(拡張機能)アイコン をクリック
- 表示された一覧から「カクメイト Calling」の右にある ピン📌アイコン をクリック
- ツールバー上に常駐表示されるようになります
- Chrome ツールバー右側(プロフィールアイコンの左側あたり)に、ライム色の四角アイコンが常時表示されている
- マウスオーバーで「カクメイト Calling を開く」とツールチップが出る
初期設定する
拡張機能を起動して、3つの情報を入力します。
拡張機能を起動
Chrome ツールバーの カクメイト Calling アイコン(ライム色の四角)をクリックします。初回起動時は、ポップアップウィンドウで設定画面が自動的に開きます。
- 画面タイトル:「カクメイト Calling 設定」
- サブタイトル:「初回のみ設定が必要です。設定ボタンからいつでも変更できます。」
- 3つの入力欄:「GAS WebApp URL」「スプレッドシート URL」「あなたの名前」
- 下部に青いボタン「保存して開始」
3つの情報を入力
以下の3項目を、上から順に入力していきます。
① GAS WebApp URL
カクメイトからメールでお知らせした URL をコピーして貼り付けます。https://script.google.com/macros/s/.../exec という形式で、末尾が /exec で終わっています。
② スプレッドシート URL
CHAPTER 02 で作成したスプシの URL をブラウザのアドレスバーからコピーして貼り付けます。https://docs.google.com/spreadsheets/d/.../edit という形式です。
③ あなたの名前
架電履歴に「対応者」として記録される名前です。例:田中 や 営業1課 鈴木。後から変更できます。
入力が終わったら、下部の「保存して開始」ボタンをクリックしてください。
メイン画面が表示されればOK
設定が完了するとメイン画面に切り替わります。同時に、スプレッドシート側に必要な3つのシートが自動で作成されます。
- 画面上部のヘッダーに「📞 カクメイト Calling」とお名前が表示
- 左カラムに検索バー・フィルター・顧客リスト(初期状態は空)
- 右カラムに「顧客を選択してください」のメッセージ
- 下部のシートタブに 3つのシートが追加:「架電リスト」「架電履歴」「ロック」
- 「架電リスト」シートの1行目に列ヘッダー(companyId / 会社名 / 担当者 / 電話番号 / ステータス / 次回架電日 / メモ / 最終架電日 / 架電回数)が太字で入っている
試し発信してみる
最初の1件を発信してみましょう。お手元のもう1台のスマホ(または許可を得た同僚の番号)でテストするのがおすすめです。
架電リストに1件入力
スプレッドシートの「架電リスト」シートを開き、2行目(ヘッダー行の下)に以下のテストデータを入力します。
- A列(companyId):
A001(任意の一意な値・半角英数字) - B列(会社名):
テスト株式会社 - C列(担当者):
山田 - D列(電話番号):テスト用に発信できる安全な番号(ハイフン有り無しどちらでも可)
- E列以降は空欄でOK(自動的に「未対応」扱いになります)
拡張機能で「更新」
- Chrome ツールバーのカクメイト Calling アイコンをクリックして拡張機能を開く
- 左カラム上部にある「更新」ボタン(または再読み込みアイコン)をクリック
- 左カラムにテストデータの「テスト株式会社」が1件表示される
📞 発信
- 左カラムの「テスト株式会社」のカードをクリック
- 右カラムに詳細情報(会社名・担当者・電話番号など)が表示される
- 右カラムの「📞 発信」ボタンをクリック
- 連携設定済みのスマホで自動的に発信が開始されます
- PC側:右カラムの会社名横に「対応中:あなたのお名前」のバッジが表示される(他の方が同じ顧客に同時アクセスできなくなります)
- スマホ側:発信中の画面が自動的に表示される(呼び出し音・通話画面)
- 相手のスマホには あなたのスマホ番号(070/080/090)が表示される
結果を記録する
通話が終わったら、PC画面で結果を1クリックで記録します。これがすべての履歴の基礎になります。
結果ボタンを選ぶ
通話終了後、PC側の右カラムには 8 つの結果ボタンが並んでいます。今回の通話結果に該当するボタンを 1 つクリックしてください。
- 8つのボタンが横並びまたは折り返しで表示される:アポ獲得 / 繋がった / 留守 / 折り返し希望 / 番号違い / 断られた / その他
- クリックすると、そのボタンの色が濃くなり選択状態になる
- 選択後、下部の「保存」ボタンが有効化(押せる状態)になる
メモと次回架電日を入力(任意)
- メモ欄:通話内容のポイントを自由記述(例:「次回火曜10時に再連絡」「決裁は社長」など)
- 次回架電日:「折り返し希望」や「アポ獲得」の場合、次のアクション日を指定
どちらも入力しないままでもOKです。
「保存」ボタンをクリック
下部の「保存してスプレッドシートに反映」ボタンをクリックすると、結果がスプシに記録されます。
- 「✅ 保存しました!」という緑色のメッセージが約1.5秒間表示される
- 右カラム上部のステータスが選択した結果(例:アポ獲得)に更新される
- 架電回数が +1 される
- スプシ側:「架電リスト」シートのその顧客の行が更新/「架電履歴」シートに新しい行が1件追加される
記録が終わったら、左カラムから次の顧客を選んで同じ流れを繰り返してください。
ステータス8種の使い方
通話結果は8種類から選べます。マネージャーが状況を一目で把握できるよう、それぞれの基準をご紹介します。
トラブルシュート
よくあるご質問とその対処法をまとめました。それでも解決しない場合は CHAPTER 09 のサポートまでご連絡ください。
発信ボタンを押してもスマホが鳴らない
以下を順にご確認ください:
- PC・スマホの両方で Bluetooth がオン になっているか
- Windows の場合:「スマートフォン連携」アプリを起動し、左メニュー「通話」が表示されているか
- Mac の場合:FaceTime アプリの設定で「iPhoneから通話」がオンになっているか
- スマホの画面が点灯した状態で、ロックを解除しているか
- スマホとPCの距離が近いか(Bluetooth は約10m程度が目安)
「データの取得に失敗しました」と表示される
- インターネット接続をご確認ください
- 拡張機能の「設定」ボタンを押し、3つのURL・お名前が正しく入っているかご確認ください
- スプシURLや GAS URL の末尾が
/execや/editで終わっているかご確認 - 続く場合はサポートまでご連絡ください
「他のリクエストと競合しました」エラー
同じ顧客に複数の方が同時に操作した時に発生する稀なエラーです。もう一度「保存」ボタンを押してください。通常は2回目で成功します。
通話の音声を PC 側のヘッドセットで聞きたい
連携設定で「PCで通話」を有効化することで、PC に繋いだヘッドセットから通話音声を聞くことができます。
- Windows + Android / iPhone:「スマートフォン連携」アプリ → 設定 → 通話 →「このPCで通話できるようにする」をオン
- Mac + iPhone:上記の Continuity 設定が完了していれば、自動的にMacのスピーカー・マイクが使われます
架電履歴シートが見つからない
初期設定(CHAPTER 04)完了時に自動作成されます。スプレッドシート下部のシートタブをご確認ください。「架電履歴」「ロック」というタブが追加されています。もし作成されていない場合は、拡張機能の設定画面を一度開き直し「保存して開始」を再度クリックしてください。
スマホ番号が相手に通知されない / 050 番号で表示されてしまう
以下をご確認ください:
- 発信元のスマホ自体の「発信者番号通知」設定がオンになっているか(特に法人契約のスマホでオフになっているケースがあります)
- 楽天モバイルをご利用の場合、「Rakuten Link」アプリ経由ではなく標準電話アプリで発信されているか(カクメイト Calling は標準電話アプリを呼び出す仕組みです)
お問い合わせ
分からない点・不具合・ご要望があれば、お気軽にお問い合わせください。